気になる20SSメンズコレクション
こんにちは。 Kです。
久しぶりに書いていこうと思います。
ここ最近のショーで気になったブランドをいくつか自分なりに解釈してみます。
20SSのメンズコレクションショーが始動しました。
先ずは、僕の大好きなPRADAから!
場所は上海!
ジャケットやアノラック、ビッグシルエットのラガーシャツ等が登場。
アウトドアカジュアルな装いが目立った。
でもラグジュアリー感は消えておらず、様々なタンクトップも登場したが、サテン仕様でPRADAらしい上品さは保ったまま。
幾重にも重ねられたレイヤードスタイルも多く、ストリート感も演出され、飽きのこないコレクションだった。
さすがはミウッチャさん!
お次はSAINT LAURENT!
アンソニー体制になって、メンズの売り上げが落ちるなどして、懸念されがちだが、ここ最近では、広告塔にキアヌ・リーブスやラッパーのトラヴィス・スコットらを起用して、新旧のスターを配置。
恐らく、年配層と若者層の両方を掴もうとする狙いがあるのではないかと。
さて、肝心なコレクションの内容だが、ブランドらしいグラムロックな装いのモデルが闊歩。
そして、ヴァカレロらしいLAイズムを提案する、リラックスなボヘミアンムードの2パターン構成。
またブラックスキニーにボンバージャケットといったストリート要素に、タックにスーツやタキシードなどのドレッシーな要素など、織り交ぜられていた。
だんだんエディ期のSANT LAURENTに近ずいているような、スパンコールアイテム、定番ブラックスキニーに、ナポレオンジャケット等。
CELINEにてエディがファッション界に復活して、注目を浴びているが、その波に便乗して、ヴァカレロのSAINT LAURENTの人気になるのではと、思っている。
ましては現在、ファッションはストリートからモードへと回帰する過渡期だと言われているから、尚更だ。
しかし、一気にこの流れが変わるわけではないと、思うので少々時間は掛かるだろう。
いずれにせよ、上述のPRADAにせよ、ファッション界を席巻してきたのは、間違いなくラグジュアリーファッションだ。
だから、本来のファッションのあるべき姿、お洒落というモノをコレクションを通して再定義してくれているのだと。